<犬が草を食べる行為について>

 

みなさんこんにちは。

お散歩中に犬が道端の草を食べることは、よく見られる光景ですね。

よく観察していると、葉先のスッと伸びたイネ科の雑草を好んで食べていること、食べた後、しばらくしてから胃液と共にそのままの形で吐いてしまう事が多いのに気付かれると思います。

 

草を食べる理由はいくつかありますが、ストレス解消・癖・イタズラで葉っぱを食いちぎる・・・

という行為が考えられています。

 

吐くのがすぐに治まり、その後、何事もなかったかのようにしていればいのですが、嘔吐が続く、吐物に血が混じる、下痢や食欲不振の症状を伴う場合は、色々な病気が原因になっている可能性もありますので注意が必要ですし、そんな時は早めに病院を受診していただく事おすすめします。

 

 

また身近にあるアサガオ、アジサイ、シクラメン、ジキタリス、アマリリス、シャクナゲ、スイセン、観賞用トウガラシ、スズラン、ソテツ、チューリップ、パンジー、ポインセチアなどの植物中毒では、呼吸困難、神経症状、腎臓や肝臓の機能低下などの危険な状態 に陥ることもあるので注意が必要です。

他に、漆や樫などの、樹木やセイタカアワダチソウ、レンゲなどの野草も危険です。

 

気もち悪いのを治すため、吐くために食べるのだから気にしなくてもいいと思わず、害虫駆除農薬や除草剤による汚染の危険性もありますので、お散歩中や、お庭で遊ばせている時などは、草や植物を食べさせないようにしてくださいね!!

 

 

トリマー  村井