今日は、家でぜひ飼い主さんには知っていてほしいことを紹介したいと思います。
これを見て、普段見ているようで見ていない。そんなところに気がついてもらえたら嬉しいです。
<食欲>
食欲がない。 というのは、さまざまな病気にみられる代表的なものです。ただ、それが病的なものか判断するのは家では難しいですね。
単に少し贅沢になって普段のドライフードを食べない。なんてこともよくあります。それを、食欲がないと思ってどんどんおいしいものをあげるとさらに贅沢に・・・。と悪循環です。
しかし、普段は何でもガツガツ食べる子がおいしいものなら何とか食べる、というのは心配ですね。
食欲は、その子が普段どういうものをどのように食べているのかが、大事になります!!
飼い主さんがきちんと把握しておきましょう。
贅沢にしすぎるのは、もし病気になってしまった時、とても大変です。
例えばお薬を飲ませるときです。直接口の中に薬をつっこんで飲ませることができる子はいいですが、できない子はおいしいものにくるんだりしてあげます。
その時、普段からおいしいものをもらっている子はなかなか食べてくれないでしょう。
他にも病気によっては処方食を食べないといけないものもあります。処方食はなるべくおいしく作ってありますが、大体ドライフードです。いつも、缶詰やお肉、野菜などを食べている子だったらまず、食べてはくれないでしょう。
そのため、普段からあまり贅沢にさせず、食べた量が分かるように決まった量を与えるようにすることが大事ですね。
次回は尿と便ついて書きます。
看護師 古川