皆さんのわんちゃん、ねこちゃんは避妊手術をしていますか^^?

小さい頃にしておくとメリットがあります。そのうちの1つとして乳腺腫瘍の予防です!!

 

1回目の発情が来る前に避妊手術をしておくと、男の子が乳腺腫瘍になる確率まで下げることができます。

 

乳腺腫瘍は3,4歳という若年齢ではほとんど出ませんが、5歳くらいでも複数出る場合があります。腫瘍はその乳腺部の腫れやしこりとして現れます。女性ホルモンが関係しているといわれ、悪性のものだと肺などに転移することもありますΣ(´Д`;)

若くして出た場合、摘出時に多数あるときは部分的にではなく、乳腺ごと摘出します。中年以上の場合は本人の負担が大きくなるのでその場所その場所で部分的に摘出する場合が多いです。摘出したものを検査に出すと“良性悪性混合腫瘍”がほとんどです。しかし、混合だからといって安心はできません。転移などの可能性は十分にあります(++;)

 

猫の場合は特に避妊手術をしていただきたいです。猫の乳腺腫瘍はできたらほぼ悪性のガンです。

摘出しても再発してしまう子や転移してしまう子がとても多いのです。

 

当院では、避妊手術をしてある子でもワクチン接種などに来院されたとき触診させていただいてます。変な腫れやしこりはないか?耳、眼、口の中はきれいか?などです。

 

皆さんも子供を取る予定がなければ、若くて体力があるうちに避妊手術を考えてみてください。

 

看護師 古川