今の時期で多いのは、暖房器具での事故です。

 

年をとっていて寝ている時間が長くなっている子は特に注意が必要です。

ホットカーペットやヒーターの前でいつまでも寝ていて、ヤケドに気付かない時もあります。

犬や猫が過ごしやすい室温は22から24度と言われています。

一番ベストなのはお部屋全体を暖かくしてあげることですが、お留守番の時などケージの中に保温器具を入れてあげる場合は、暖かい所と冷たい所(逃げる所)を用意してあげてください。

またファンヒーターの前に長時間いてヤケドをしてしまったり、灯油ストーブの熱くなる所に乗ってしまったり、手をついてしまったり...なんて事もあります。

 

他にも暖房器具ではありませんが、お風呂での転落事故もあります。

熱いお湯のはってあるお風呂の蓋の上は暖かくなっています。

その上に乗っていて落ちてしまい、ヤケドをしてしまうこともあります。

 

ヤケドの症状は様々で、皮膚が少し赤くなっているだけから皮膚が剥けてめくれてしまったり、その下の筋肉や組織まで傷めてしまうこともあります。

ヤケドをしてしまった部分にお薬を塗ったり、消毒をしてしまうと本人が気にして、舐め壊してしまうかもしれないので何もしないでください!!

そのままの皮膚の状態を診させてもらいたいので、なにもせずに来院してください<(_ _)>