雪も溶けだいぶ暖かくなってきましたね☆

暖かくなるのは嬉しいですが、そうなると心配なのはノミ・ダニです。

今週はノミについて書きます。

 

ノミの印象は、血を吸う・刺されると痒いだと思いますが、ノミに寄生されると痒みだけではなく病気の原因とな

る事もあります。

痒みから引っかいたりなめ壊してしまったりで皮膚炎を起こしてしまったり、ノミの唾液や排泄物に対してアレ

ルギー反応が出れば、腰から尾にかけての毛がごっそりと抜けただれてしまうというような症状もあります。

ノミだけが原因で痒みを訴える猫は少ないようですが、猫・犬だけでなくノミは寄生はしませんが、人をも刺し

ます!!猫に比べ人や犬はとても痒みが強いようです。

 

お尻から虫が出た!!と来院される中にはノミが原因となるお腹の寄生虫という事もあります。米粒くらいの

大きさの伸び縮みする瓜実条虫という白い虫がでます。さなだ虫といえば聞いた事があると思いますが、サ

ナダ虫はそういった条虫類の総称です。

 

ノミは犬や猫につき、血を吸います。そして寄生していた動物から落ちて産卵するというのが基本のようです。

一匹のノミでも数十個から300個もの大量の卵を産むので一度寄生されると根絶するのはとても大変です。

ノミが寄生してしまう前に予防をしっかりとしてあげて下さい。

病院には一度垂らすだけで確実に効果がある薬があります。これからフィラリアのシーズンにもなります。

ノミとフィラリアを合わせて予防できるお薬もありますので、ご相談下さい。

 

細谷