こんにちは(^v^)
今回はブラッシングのお話です。
ブラッシングには、毛をとかして見た目をキレイにするだけでなく、ゴミや抜け毛、汚れを取り除いて体を清潔に保ったり、皮膚を刺激して血行を良くする効果もあります。
春から夏にかけてと秋の時期は、換毛期という、毛の生え換わりの時期です。
毛の抜ける犬種では、この時期特にブラッシングが必要になります。
コーギーや柴などは二重毛といって、やわらかい下毛としっかりとした上毛の二種類の毛が生えています。
こういったコは換毛期になるととても多くの毛が抜けます(>_<)
放っておくと抜け落ちきれない毛が絡みあって、もつれの原因となってしまいます。
また、同じ二重毛でも、ポメラニアンやシェルティといった毛足の長い犬種は、もつれた毛が毛玉になり、さらに放っておくとフェルト状にかたまってしまうこともあります。
手で毛をかき分けながら、根元からしっかりとブラッシングしてあげることが大切です。
それほど毛は抜けないけど、伸び続ける犬種。
プードルやシーズー、ヨーキーやマルチーズなどのコは、換毛期に手がかかる、ということはありませんが、常に毛が伸びるため、長くなれば絡んで毛玉をつくってしまいます。
お家でブラッシングするのが難しい、という方は、定期的なトリミングをおすすめします。
短めのカットにしておくと、お家での手入れも楽になりますよ(・∀・)
毛玉をとる時には、基本的にスリッカーブラシを使います。
毛の根元を手で持ちながら、少しずつといていきます。
あまり大きくなった毛玉やフェルト状になってしまった毛は、ブラシだけではなかなかとけません。皮膚を切らないように気をつけながら、ハサミなどで細かく裂いていきます。 この時、毛の根元側から毛先に向けてハサミを縦に入れていくと、皮膚を傷つける心配がありません。
ある程度の大きさに割ったら、ブラシでとかしていくようにします。
しかし、毛玉をとくのはすごく大変(+_+;)丁寧にといても、皮膚が赤くなってしまったり、毛を引っ張って、お家のコに痛い思いをさせてしまいます。
毛玉は特に耳の後ろ、尾のつけ根、内股や脇などにできやすいです。
そういった場所を中心に、5分や10分でもいいので、毎日のブラッシングを心掛けてあげましょう♪
ちなみに、毛玉をとかずにそのままシャンプーしてしまうと、まわりの毛がどんどん絡まって毛玉が大きくなってしまいます;;
シャンプーする時には、まず全身をしっかりととかしてからにしましょう(^_^)/
トリマー 和田