日差しが強くなってきましたね。
いろいろ予防が始まる時期で大変です!
狂犬病はもう済みましたか?
ノミ・ダニの予防は始めていますか?
暖かくなってきたので、ノミ・ダニもとっても活発になってきています。病院でもすでにダニをつけてくる子が見られるようになっています。
今日はそのノミ・ダニからうつる猫の病気についてお話ししたいと思います。
ヘモバルトネラ症という感染症がその1つです。
ただ、この病気は単独で発症することはあまりなく、他の病気にかかっていたりして、免疫力や体力が低下している時に発症しやすい病気です。
血液中の赤血球に取りつき破壊するため貧血を起こします。
それ以外にも発熱や食欲がなくなるなどありますが、他の病気に続いて出てくる場合は、貧血がより重大になることが多く、命を落とす可能性もあります!!
貧血を起こすと粘膜が白くなる(口の中の歯ぐきや舌が白くなる)や呼吸のペースが速くなるなどがみられます。
外に出ている子は猫エイズウイルスや猫白血病ウイルスをもっている可能性があります。発症すると抵抗力がぐんと下がり、ヘモバルトネラ症も発症しやすくなります。
日々の猫ちゃんの変化やノミ・ダニの予防を心掛けましょう!!
看護師 古川