猫が水を嫌いな理由

みなさんは猫は水がキライってイメージありませんか?

実際、雨の日にはノラ猫が歩いているのはあまり見かけませんよね。

うちで飼っている猫も少し水滴がついただけですごく大げさに走り回ります。

それに比べ犬は雨の日でもお散歩をせがんだりしますよね♪柴犬などの日本犬は水溜まりをよけて歩く子もいますが。。。。

 

この違いは被毛の性質と関係があります。犬の被毛は水を弾きやすく少しぐらいの雨ならば、地肌まで水が浸透することはありません。

ところが猫の被毛はほとんど水を弾きません。そのため水が地肌まで簡単に浸透してしまいます。つまり猫にしてみれば、雨の日にカッパを着ないで出かけて下着までびしょびしょに濡れてしまうような気分なのです。

また、犬は濡れると全身をブルブルさせて水滴を払いますが、猫は首から上しかブルブルできないので体についた水滴を払えません。

寒いのが苦手な猫は体の熱がうばわれる事を非常に嫌うため水を極端に避けるのです。

そんな訳で猫はお風呂が大嫌いでシャンプーしようとするとそれこそ死ぬ気で逃げようとします。

野生で生きてきた猫は濡れた後タオルで拭いて乾かしてもらえる補償などあるはずもなく濡れる=生命の危機ということが本能にすり込まれています。だから死ぬ気で逃げようとする気持ちなのでしょう。

まれにお風呂が好きな猫もいるようですが、基本的に猫は自分で舐めて体をキレイにするので、シャンプーは一生必要のない動物です。よっぽど汚れてしまった場合は別ですが・・・(^_^;)

 

 

 

                                                               細谷