人と同じように、動物も歯周病になります。

人では近年、小中学生での増加が問題となっているようですが、動物でも食生活の変化などにより歯垢がたまりやすくなる環境になっています。

 

歯周病の原因となる歯垢ですが、歯垢とは食べカスと細菌の塊です。

歯についたまま放置すると、細菌の出す毒素により歯肉が炎症を起こし、赤みや腫れ、出血などの症状が出ます。

このような初期症状を放っておくと、どんどん症状が進行し歯根や歯を支えている骨にまで炎症が及んでしまい、骨が溶け歯がグラグラして根元から抜けやすい状態となってしまいます。

また、眼の下や顎の下の皮膚に穴があき、そこから膿が出てくることもあります。

 

歯周病の予防は歯垢をためないことっ!!

硬いものを食べているコより、柔らかいものを食べているコの方が歯垢はたまりやすいです。

そして、何よりも効果的とされるのは日頃からの歯みがきです。(歯みがきについては前回の更新分をご覧ください)

動物が大きくなってからよりも、小さい頃の方が歯みがきに慣れさせやすいので、特に、子犬・子猫を飼われている方にぜひおすすめします。

うちのコはどうしてもムリ!!という方、歯みがき効果が期待されるガムやオモチャなどを試してみるのもいいかもしれませんね♪

 

大切なおうちのコたちです☆

歯の健康もしっかり守っていってあげましょう(^◇^)/

 

トリマー 和田