今回は睡眠中のわんちゃんの不思議な行動についてお話しします。

 

「寝ている時に震えていた」 「寝ていたら突然鳴き出した」と、心配して来院される方がいらっしゃいます。 

食欲もあって、どこかを痛がる様子もなく、診察しても特に問題は見当たらない…

では、なにが原因なのか??

実はわんちゃんたち、夢を見ていただけ、ということが多いんです(^v^)

 

しかしそうは言われても、「でもこれってうちの子だけ?」 「うちの子、変ってるのかな…」

と、ちょっと不安になってしまいますよね((+_+))

そこで、飼い主さんや病院スタッフに聞いた、

うちの犬のこんな行動!を紹介したいと思います♪

 

・眉間のあたりをぴくぴくさせる

・閉じたまぶたの下で、目が動いている

・鳴く→ 鳴き方にもいろいろあり、遠吠えのように鳴いたり、しゃっくりみたいな声だったり、「わふっわふっ」と、ほとんど口を閉じたまま声を出しているような鳴き方、だんだんと声が大きくなっていく、など様々です。

・自分の鳴き声にびっくりして飛び起きる

・横になって寝ている時に、まるで歩いているように足をばたつかせる

・前足をニギニギさせる、左右交互にグーパーさせる

・突然起きて吠えながら走りだし、1,2m進んでふと我に返ったように立ち止まり 、あれ?って表情をする

などなど…

その子その子によって、本当にいろいろな動きを見せてくれます。

 

あ、それわかる!という行動はありましたか?

皆さんも寝ているおうちの子を観察してみると、おもしろい発見ができるかもしれませんよ(^^♪

 

 

ただ、動き方がなんだかいつもと違うな、という時。

いつもは足をばたつかせる程度なのに、全身が激しく震えている、というような時は、そっと起こして様子を見てあげてください。

もしかすると、ただ夢を見ていたわけではなく、ケイレン発作を起こしているという可能性もあります。

目つきが普段と違ってぼーっとしている、動きがおかしい、そういったことがないかチェックしてあげましょう。

 

 

トリマー 和田