「あっ!ネコが足踏みをしている。」と、前足をグーパーグーパーと握ったり開いたりしている仕草を見たことがありますか?
今回は、ネコの足踏み+プニップニの肉球のことを少し加えてお話します。
必ずしも、すべてのネコが足踏みをするというわけではありませんが、リラックスをしているときや甘えたいときに、この仕草をします。
これは、母ネコのお乳を吸うときにお乳の出をよくするために、おっぱいをモミモミするという仕草が元になっているそうです。
そのため、人間に対して行う場合は、母ネコと同じくらい信頼感を寄せ安心しているということなのです。
ふかふかの毛布やタオル、カーペットの上ですることが多いですが、床や畳の上でもしますし、グーパーグーパーとするときに爪を出したり引っ込めたりするネコもいます。
我が家のネコもエサを食べながら足踏みをするときがありますが、さすがにそれを見たときは「食べるかモミモミするか、どっちかにしたら?」と、思って見ています(-_-;)
また、ネコの肉球は独特のプニプニ感があってたまらないですよね☆
肉球の内側は、脂肪を含んだ弾性繊維が網目状になっています。あのプニプニ感の秘密は、脂肪の弾力にあるそうですよ(^◇^)/
ずっと触っていたくなるほどの肉球ですが、ネコにとっては人間の指先と同じように神経が多く、温度や痛みに敏感なところです。
前足の地面から2~3cm上にある爪の生えていない小さな肉球をご存知ですか?
その肉球は、人でいうと親指にあたる部分です。その肉球の上には数本の長い毛が生えていますが、パッと見てもほとんどのネコは分かりにくいかもしれません。
でも、その毛は口の周りに生えているヒゲと同じようにセンサーの役割をしている、とっても大切な毛になります。
皆さんも肉球を触りつつ、探してみてください♪
看護 横尾