桜が咲き、やっと春らしくなってきました。
気温が上がる日も増えノミやダニのシーズンに入ったなぁと感じています。
ノミやダニは気温が13℃を超えると活発に活動するようになります。ノミやダニはただ血を吸われ痒くなるだけではないことがあるので、体にダニやノミがつく前に薬をつけて予防していきましょう。痒くなるだけだはなくリケッチアやバベシアなどノミやダニが媒介する感染症もあります。
ノミの場合、刺されて痒くなり引っかき噛んだりすることで傷になり、その傷口から細菌などが感染して湿疹ができたりします。
また、ノミやダニのアレルギーを起こすことがあります。
血液を吸った時に、唾液が体内に入りそれを異物だと体が反応してアレルギーを引き起こします。アレルギーを起こすと背中や脇、尾の付け根あたりに発疹が出て赤くなり、毛が抜けます。症状が長引くと皮膚が黒くなりごつごつした状態になります。
ノミやダニは散歩に行くだけでも簡単に拾ってくる場合もあります。
ノミにも種類がありますが、ネコノミに刺されることが多く猫だけでなく犬や人にも刺します。猫よりも犬や人の方が痒みの感じ方が強くとにかく痒いんです。
うちの子は草むらにつれていかないから、そんな必要ないと思っていませんか?草むらの中に入らなくても近くを通りかかっただけで草についていたダニが毛をつたって皮膚までのぼってきます。
体についたノミやダニを取ろうとする方、いらっしゃるかもしれませんが、無理やり取ったりはしないでください。取ろうとして潰してしまうと体内にある卵をばらまいてしまいます。
ダニの場合、根元から取らないと頭だけ残ってしまいイボっぽく残ってしまいます。
予防的に薬を付けてあげることでノミやダニが体につくのを防げますし、家にばらまかれずにすみます。
簡単に垂らすだけで予防できる薬なのでお家に持ち帰って垂らしてあげてもいいですし動いて垂らすことができなければ病院でつけますのでつれていらっしゃってください。
この辺の地域ですと10月か11月頃まで月に1回垂らしてあげるといいですよ。
ノミやダニの詳しい話については、前にブログで載せているのでそこらをご覧ください。
トリマー 伊勢